日々、幸せ感じ上手。

いつまでも可愛くいたい、アラフィフ熟女子の日記です。

修道院、Love

大学では、試験シーズン突入です。

 


熟・女子大生の私もまた、同様に試験に取り組んでいますが、大好きな「心理学」の試験の出来が思わしくなくて、ちょっと落ち込んでいます。

 


教科の中でも、食物・被服・住居については、私にとってはわりと既知の領域。

 


若い頃通っていた大学では食物を学び、大好きなお洋服の販売員をしていた事もあります。その時、繊維の種類やお洗濯の方法は実践から学びました。また、二級建築士でもあり、インテリアコーディネーター試験にも合格しております。

 


なので、用語なども記憶の片隅にあり、取っ掛かり易い。

 


ですが、「心理学」や、これから本格的に取り組もうと考えている「社会福祉」は全く未知の領域.......。

 


本当に分からない事だらけですが、その分面白く、授業は格段に楽しいです!

 


もう、私のお目目、キラキラしていると思います(当社比)。他のクラスメイトの方が若さ由来のお目目キラキラ度は格段に勝っておりますが、あくまでも当社比ね。

 


そんな試験シーズン途中ですが、かねてから『キリスト教概論』で教鞭を取られていらっしゃるKシスターのご案内で、大学構内にある修道院の見学に行ってまいりました。

 

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私にとって修道院は憧れの聖地。

 


「清く正しく美しく」と言うのは宝塚ですが、私にとっての修道院は清く、質素で清楚なイメージ。

 


シンプルで美しい修道服に身を包んだシスター達が神様に祈りを捧げる姿を、是非見てみたいと思っていました。

 


修道院の横には、シスター達の老人ホームも併設されていて、車椅子のシスターが入口に佇んでおりました。なんとも、平和な雰囲気。

 


建物は大学同様、ここもピンク色に塗られていて、『女の園』感があります。

 


チャペルは二つ、ありました。

 


一つは公のチャペル。普通にここで日頃のミサが行われているようです。

 

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ステンドグラスは天地創造を現しているそうです。シスターはここでオルガンを弾いているとか。食堂にはKシスター私物のグランドピアノもありました。

 


私達の大先輩である事はもとより、アメリカでも3年間哲学を学び、ピアノも弾けるKシスター.......知性と教養と優しさ、そして茶目っ気たっぷりの、素敵な女性です。

 


もう一つ奥の院と言うべき、小さなチャペルもあります。ここは『サン・ダミアンの十字架』を模した十字架が掛かっていました。

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小ぶりで品の良いチャペルです。静謐な感じがして、ここはとても気に入りました。

 


その奥には歴代のシスター達が眠る、納骨堂がありました。

 


懐かしそうに名前を読み上げて思い出を語るKシスター。安らかで神聖な時間が流れていました。

 


聖なる女の園を見学させて頂き、心の安らぎを感じました。この大学に入って本当に良かったです。